心理検査、等

[児童青年期] 以下に児童青年期に有用な様々な検査を概説します。 コース立方体検査 知的発達レベル（つまりIQ)を検査する場合、検査に言語的な側面が含まれているとドバイで生活している事情から正確な評価が難しくなってしまいますが、この検査はパズルのみのため有用です。検査時間も30分以内です。言語発達や感情表現も重要な側面ですが、まずは基礎となる知的レベルの推定は、子供への接し方や教育方針の再考にも役に立つと思われます。 ​​ウィスクラー式知能検査（WISC） 標準的な知能検査です。多角的に知能を評価しますが2時間以上かかりますので、まずは上記の検査で簡易的に評価し、その後の詳細な知能検査として検討していきましょう。 起立試験 これは心理検査でなく身体検査ですが、座ったり立ったりしながら血圧や脈拍を測定する検査です。起立性調整障害を評価します。なおその背景には日常生活や学校でのストレスが隠れていることが多いですので、その背景も含めて評価していきます。 その他、ADHDやASDといった発達障害の評価も対応いたします。